建設事業本部
建築部
長橋 正基
確かな技術、新たな挑戦、
お客様との絆を軸に
業界の最前線を走り
未来の景色をつくり続ける
建築部の主な仕事は施工管理。新築はもちろん、改修や増築、解体工事など様々な現場で指揮を執り、定められた予算とスケジュールの中で、完成に向け安全に工事を進めていくのが、私たちの仕事です。
設計図は実に緻密にできていますが、平面に描かれた図面から大きな建物をつくりあげていく過程には、大小様々な判断が現場に委ねられ、設計図を参考にしながらも、最後の微調整はこれまでの経験をもとに私たちが現場で指示します。そうして建物の細部までよりよいものを追求していくことが、現場代理人としてのミッションであり、腕の見せどころでもあります。
住居から公共各種施設まで
幅広い建築を通じ
愛される街づくりに貢献
神奈川県の県央地域を中心に、住居から学校や病院などの各種公共施設まで、小島組は長い歴史の中で多種多様な建物の建築を手がけ、経験と実績を積み重ねてまいりました。そのおかげで、得意分野、専門分野をとくに定めず、「すべてが得意」であることが大きな強みとなっています。
しかし、医療や福祉関連の施設の場合は、安全性はもちろん、体が不自由な方が多く利用するため、とくに細やかな配慮が建物に求められます。そのため、経験に基づくノウハウを持つ建設会社でないと対応できないケースも多く、最近では豊富な実績を持つ小島組にご発注いただくことが一層増えてきています。
自社物件を利用し多くのメリットが得られる
新工法を積極的に導入
2017年より、私たちは「モジュール工法」という工法を積極的に取り入れています。これは、工場で製造する規格化されたモジュール(組み立てユニット)を使用する工法で、原材料の加工など一から作業するのではなく、ほぼ完成されたモジュールを組み立てて仕上げる作業だけを行うため、現場の作業負担が大幅に軽減。それにより、工期の短縮、品質の安定、現場の安全性向上、そしてコストの削減と、様々なメリットが得られます。
利点が多いため、海外では広く採用されていますが、日本では対応できる工場が少ないこともあり、まだまだ実績が少ない工法です。小島組は海外の工場と提携し、まずは自社が所有する共同住宅からモジュール工法を採用、さらにはグループ会社のホテルの新店舗建設を計画しています。ここで現場に関わる皆がしっかりノウハウを習得できたので、今後は他の集合住宅や病院、老人ホームなどの建築現場でも積極的に取り入れ、お客様にも多くのメリットをお返しできるよう努めてまいります。
地域に根付き顧客満足度を追求
「幅広さ」と「奥深さ」を両立する
お客様第一の対応力に自信
リピート率が非常に高いというのも、小島組の大きな特長といえます。小島組が掲げる「顧客満足度を第一に」という方針のもと、私たち建築部は工事期間中だけでなく、完成後のアフターサービスにも手厚く対応。厚木を中心に根を張る地元密着型企業として、多くのお客様と長いお付き合いをさせていただいております。
たとえば、はじめは建築のみ請け負ったお客様に、次は土地活用の段階からご相談いただくこともあります。そんな時も、小島組は総合建設会社として幅広いニーズにお応えできる体制が整っているので、従来以上に広く深くお役に立ってきました。そうして地元の皆様との縁を深めてきたことが、多くのリピート受注につながってきました。
人が人をつなぎ、縁が縁を結び
地元の皆様とともに歩んで100年
街に、人に、長く寄り添う建物をつくり続けていく
時代の変化とともに、建築業界も刻々と変わっていきます。私たちは自社物件などを利用して、積極的に新たな技術・工法に挑戦し、よいものは迷わず取り入れ、業界の最前線を走り続けたいという思いで、日々現場に臨んでいます。
平面に描かれた設計図を頭の中で紐解き、整理し、大きく複雑な建物へと組み立てていく作業は、苦労もありますが、やりがいのあるとても楽しい仕事です。個人の技量はもちろん、建築部としても成長しながら地道に仕事を続け、この先何十年もの間、街の景色に、人々の生活の中に、長く残り続けるものをつくっていきたいと思っています。